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高松 邦吉; 島川 聡司; 野尻 直喜; 藤本 望
JAERI-Tech 2003-081, 49 Pages, 2003/10
HTTR炉心の燃料最高温度の評価においては、炉心出力密度分布の予測精度向上が重要であり、炉心管理コードとしても用いられる拡散燃焼計算モデルの改良を図る必要がある。拡散計算によるHTTR炉心の出力密度分布解析について、可燃性反応度調整材(BP)を燃料体内に均質に分布させたモデル(BP混合モデル)とBP領域を分離したモデル(BP分離モデル)の解析結果を、グロス線による出力密度分布測定結果及び連続エネルギーモンテカルロ計算コードMVPの計算値と定量的に比較した。その結果、BP混合モデルでは、炉心の軸方向出力密度分布に対する予測精度が不十分であること、BP分離モデルを用いることにより、予測精度が大幅に改善されることがわかった。
山極 満; 木村 晴行
Nuclear Fusion, 31(8), p.1519 - 1526, 1991/00
被引用回数:4 パーセンタイル:28.62(Physics, Fluids & Plasmas)HeビームおよびICRF高調波複合加熱によるD-He核融合出力の向上について局所的なフォッカープランク方程式に基づく計算によって解析を行った。100keVHeビームの第4高調波加熱による核融合出力はRFパワーに対するビームパワーの比が1/5のとき最も効率的に高められる。最大核融合パワー増倍率はQmax~0.043(Te/10[keV])(e+10[m])により与えられることも見い出された。Heビームの基本波加熱および500keVDビーム入射により得られる核融合出力との比較もなされる。
山極 満; 木村 晴行; 滝塚 知典; 藤井 常幸
Proc. of the 17th EPS Conf. on Controlled Fusion and Plasma Heating, p.1007 - 1010, 1990/00
HeビームのICRF高調波加熱によるD-He核融合出力について調べた。核融合パワー増倍率、Q、を局所的なフォッカープランク方程式による計算に基づいて評価した。高He密度比(He/e~510)におけるQは基本波加熱の場合を上回る。第4高調波加熱の場合のQに対する経験則が得られ、~0.01≦He/e≦~0.2および波の屈折率、N≦Q(1)に対して適用可能である。また、0.5MW/m程度のビームパワーの密度、P、およびRFパワー密度、P、に対するQの依存性は比較的弱い。核融合出力を効果的に増大させる上でビーム入射ICRF加熱の組合わせは有効に作用することが示された。
山極 満; 木村 晴行; 滝塚 知典
Nuclear Fusion, 29(10), p.1799 - 1806, 1989/10
被引用回数:1 パーセンタイル:4.12(Physics, Fluids & Plasmas)ICRF加熱によりアルファ粒子からバックグラウンドプラズマへのパワー移行を向上させることによって実効的にQ値(核融合パワー増倍率)の高いプラズマを達成する可能性を探る。アルファ粒子から移行される間接的なプラズマ加熱パワーの直接加熱パワーに対する比として定義される実効Q値、Qeff、準線型高周波拡散オペレーターのエネルギーモーメントに基づく、アルファ粒子による波の吸収率を用いて評価する。水素を伴わない場合、主としてアルファ粒子に吸収される第4アルファサイクロトロン高調波は高Qeffプラズマ達成において有望である。高磁場においては第3高調波でもQeffをかなり増大させることができる。ICRF波によるテイル形成および水素による波の吸収のQeffに対する影響についても検討がなされる。